RECRUIT

先輩社員紹介
Y.H Y.H
Y.H Y.H
2022年 新卒入社

DPオペレーター

Y.Hさん

日々異なる環境・現場で、DPSでの操船を担う。

「DPオペレーター」とは?

Dynamic Positioning System(DPS)を用いて、船を定点保持したり、ROVに追従させて動かす専門の航海士です。

インターンシップでの実際のROV、DPSの操船体験がきっかけに

OECへの入社のきっかけは何ですか?また、入社の決め手になったことを教えてください。

きっかけは、大学3年の時にOECのインターンシップに参加したことです。
インターンシップの前に学校でOECについての説明会があり、その時初めてROVやDPSといった海洋調査に必要な技術を知りました。ROVやDPSに興味を持った私はその場でインターンシップへの参加を決め、実際に会社の船(新日丸)に乗船。ROVやDPSの操縦を体験しました。
一般的に乗船してのインターンシップを行う船会社がない中、インターンシップで操縦させてもらえることに驚きを感じるとともに、ROVやDPSを操縦することの面白さや難しさ・奥深さを体感できたことが入社の決め手です。
さらに、DPオペレーターには航海士としての知識も必要不可欠であると教わり、航海科にいた私にぴったりだと感じたため、DPオペレーターとして入社を決めました。

刻々と変化する風や潮流などを観測し、精密に操船する

DPオペレーターの仕事内容について教えて下さい。

DPオペレーターはDPSを扱う専門の航海士です。DPSとはDynamic Positioning Systemの略で、船が風や潮流などといった外力を受けながらも地球上の一点にとどまり続けるよう自動的に操縦を行うシステムです。
DPオペレーターはDPSを用いて船を定点保持やROVに追従させるといった操船を行います。DPSの運用以外にも、DPSに関わる機器の点検、不具合があれば修理・交換といった機器の管理を行います。

DPSの操縦で、技術が試されるシチュエーションはありますか?

DPSが自動的に操縦を行うとはいえ、船の船首方位や船をROVに追従させていくスピードはDPオペレーターが決めます。
うねり、風・潮といった外力を受けながら船首方位を何度にしたほうが船を移動させやすいかを考えたり、海底の地形や障害物の有無によってROVと船の位置関係を考えたり、臨機応変に対応していかなければならないのが面白いです。
調査や作業の仕事ごとに毎回違った環境でのオペレーションとなるので、刺激があります。

今まで経験した業務で、特に印象的だった現場は何ですか?

漁礁回収作業という作業があり、ROVチーム・DP・乗組員・作業隊といった人達が協力して行います。
長時間の作業になることも多く、私が初めて参加した回収作業では深夜1時まで終わらず大変だったのですが、その分予定されていた漁礁をすべて回収した後は達成感がありました。
他に印象的だった現場は、沈没船の調査です。
かなり潮が早い場所で水深も浅かったので、ROVのケーブルと沈没船が接触しないように、船とROVの位置関係にはかなり気を使いながらのオペレーションで難しかったです。

その他、記憶に残った業務はありますか?

2024年に能登半島で地震が起きた際に、輪島へ土嚢や敷き鉄板を輸送したこともありました。
この仕事ではDPSを使うことはありませんでしたが、雪の降る中、他の乗組員と協力して荷役を行ったのはよく覚えています。

居心地・雰囲気が良く、協力し合える環境

実際にOECで働き始めて、イメージしていた船内生活と実際の船内生活でギャップはありましたか?

マイナス面でのギャップは感じなかったです。プラス面では、船内にWi-Fiが通っているのでLINEやインターネットができるのは良いギャップでした。ただ動画は見ることができない場合があります。
船内での食事は専門の司厨部の方達が作ってくださるので、とても美味しいです。
色々なメニューが出ますし、司厨長によって和食が得意、中華が得意と違いがあるので面白く、食事は船内生活の大きな楽しみの一つとなっています。

船上や船が着岸した時の自由時間はどのように過ごしていますか?

船上での自由時間は本を読んでいることが多いです。戦国武将やお城が好きなので歴史系の本を読み、休暇中の旅行で本に紹介されていた場所に行きます。
あと、釣りもします。釣れた魚でほかの乗組員と一緒にお酒を飲んだりするのも楽しいです。
着岸しているときの休日はよく書店に行きます。最近では、陶磁器を集めることにハマっているので、陶磁器を扱っているお店にも行くなどショッピングをしていることが多いです。夜は乗組員の人たちと居酒屋に行って楽しくお酒を飲んでいます。

船上で他の乗組員と生活することになりますが、雰囲気・居心地はどうですか?

雰囲気・居心地はとても良いです。疑問に思ったことなども質問しやすいですし、仕事外の話もよくします。
そのためにも、普段から挨拶やコミュニケーションが大事になってくると思います。
DPオペレーターはROVオペレーターや航海士・機関士と協力して仕事をすることも多いので、雰囲気が良いことに物凄くありがたみを感じています。

1日のスケジュール

この日は海洋資源調査を行いました。測深でサンプル採取ができそうな岩場を探し、ROV艇長が指定した地点で船を定点保持させ、ROVを降ろします。ROV着底後は、DPSによって船をROVに追従させて航走します。

6:00
起床・身支度
6:05
朝食
6:20
一度部屋に戻り、小休憩
7:30
抜錨
8:30
測深
9:30
調査現場到着、DPSで定点保持
9:40
ROV着水、調査開始
11:00
昼食
11:30
業務再開
15:00
調査終了、ROV揚収
16:00
投錨
16:30
夕食
17:00
部屋に戻り、自由時間
22:30
就寝