当社の技術

Technology

OECの事業を紹介いたします

遠隔操作型無人潜水機 ROV Remotely Operated
Vehicle

  • ROV「はくよう3000」

  • ROV「はくよう」

  • ROV「はくようS3000」

ROVクルーを養成し、深海での調査・設置作業などの
ROVによる運用役務を提供いたします。

  • ROVとは?

    人が立ち入ることができない大深度において、人になり代わって作業する「リモコンの海中ロボット」で、ROVチームが母船上から遠隔操作します。当社は最大作業深度3,000mのワーククラスROVを運用し、特殊トランスポンダで管理する海中位置精度誤差は2~3mで、繰り返し位置の再現ができます。
    ヒトの目に相当するのは水中TVカメラとソナー、手はロボットアーム、足はスラスター、筋肉は油圧、血管は動力ケーブル、神経は光ファイバーケーブルです。徒歩で45分程離れた3,000m先で、ロボットアームを使ってシャックルでワイヤーロープを接続できるほどの作業能力あります

  • ROVは何をする道具?

    作業目的に見合った特殊機器・調査機器等を駆使して、調査(海底鉱物資源・生物資源・海底地形・地質構造)、計測・検査(パイプライン・ケーブル・構造物など)、探査(異物、金属、磁気)、作業機器の海中実験、標本採取(海洋生物・海底鉱物)海中撮影などの業務のほか、ROV母船や作業船と共同作業(海没船舶・航空機等の引揚げ、海中機器設置・回収作業など)に従事しております

ROV「はくよう3000」

ROV「はくよう」

ROV「はくようS3000」

ROVコントロールルーム

作業風景

高度定点保持システム DPS Dynamic Positioning
System

DPオペレーターを養成し、ROV母船・ドリリングシップ・サプライトボートなどで運用役務を提供いたします。

  • DPSとは?

    人になりかわって船舶を自動操船する航海計器のひとつで、船首方位、速力、コースラインなどをあらかじめ設定し、GPS、レーザービーム、海中音響信号などの位置情報により、推進器及びスラスターを使用して航行を管理する機器です。

  • DPSで何ができるのか?

    ①オートポジションモード
    DPSの代名詞である定点保持機能です。これは当該船舶が任意の位置からずれることを予測し、あるいは移動した時に船位を自動制御し、定点を保持する機能を示します。錨泊が不可能な大深度海域における海底ドリリングなどの海中作業や船舶から船舶への荷役作業などで、推進器・スラスターによって定点を保持します。
     
    ②フォローターゲットモード
    当該船舶がROVなどを自動追従する機能です。海中のROVが移動すると、水上の船舶もその分、自動的に移動し、ROVが停止すると水上の船舶も定点保持する「ROV母船に不可欠な機能」となっております。
     
    ③オートトラックモード
    海底探査時にあらかじめ設定した任意の側線を、予定の船首方位・速力で船舶を自動航行する機能です。